日々流れる広告をデータベースとして『記録』します
テレビやラジオにおいては、『いつ』『どこで』『どんな』CMが流れたかを調査し、データベース化しています。これらのデータは、ビデオリサーチ経由で週単位、月単位に報告書、販売データ、あるいはオンラインデータサービスiNEX3などによって、関連業界に提供されています。
どんな
広告主名?銘柄(商品)名(當社獨自基準による分類)、CM秒數など
當社ではこれらのCM情報を、関東地區、関西地區、名古屋地區(※名古屋地區はテレビのみ)、BS放送で、24時間×365日調査し、データベース化しています。
また、2016年7月より北部九州?札幌エリアのテレビ広告データサービスも開始し、全國CMデータの提供に向けて対応を進めています。
広告データは、放送地區や期間、あるいは広告主や商品種類、商品など、お客様のニーズに合わせて自在に集計、分析することができ、アドホックな特別分析サービスとしてもデータを提供しています。
広告出稿量の指標について
テレビ広告やラジオ広告の出稿(投入)量を表す指標としては、■放送本數/■放送秒數/■視聴率(テレビのみ)/■広告費(正価料金) があります。
放送本數を出稿量の指標とすると15秒CMも60秒CMも同じ1本としてカウントすることになります。放送秒數を指標とするとゴールデンタイムに放送された15秒CMも深夜帯に放送された15秒CMも同じ扱いとなります。
そこでテレビ広告の集計指標としては、CMが放送された時點の毎分視聴率を積み上げた
GRP(Gross Rating Point)を良く使います。GRPは延べ視聴世帯數(視聴人數)を表す指標になります。
しかし、毎分視聴率の積み上げですとCMの効果という観點からすると15秒CMも60秒CMも同じ扱いとなるため「15秒換算
GRP」を併用します。
CM1本1本について毎分視聴率を30秒CMなら2倍、45秒CMなら3倍にして積み上げるのが「15秒換算
GRP」です。 視聴率はテレビ固有の指標であるため、他のラジオ広告や印刷媒體の広告などと併せて分析する場合は、共通指標として「広告費」が広く使われています。
「広告費」は媒體社発表の正価料金表をもとに、當社を始め調査會社が獨自に算出(推定)しているため、広告主が実際に支払った広告費とは異なりますが、実際に支払われた広告費の相対比を把握する目安として使用されています。
※BS広告データサービスでは、視聴率、広告費はデータ対象外となります。